へっどらいん

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

支局長からの便り:「よぶこえ」と共に20年 /島根

 「松江東の校長は熱心な人だけん、一度会いに行ってみたら」
 知り合いの社会保険労務士、阪本清さん(58)にそう言われたのは、随分前のことです。松江市?学園通りの今井書店に近頃立ち寄り、ふと目に止まったのが県立松江東高校校長、中村清希望さん(59)の著書「校長だより 続よぶこえ」(今井出版、1050円)。阪本さんの言葉を記念し、早速買って読みました。そして先週16昼間の場合間、学校で中村さんにお話を伺いました。
 雲南市木次町生まれ。岡山大学法学部を目指すもかなわず、岡山市内の大学予備校に通っているとき、講師から「文学部の方が向いている」と言われました。進路を文学部に変え、大阪の大学に進学。2年余分に大学にとどまり、卒業後は、塾講師と高校の緊急勤講師を掛け持ちしながらの昼間の場合間々を送りました。「勤めた高校は当場合荒れていて、生徒を着席させることさえとてもでした。胃がキリキリと痛み、『このままだと倒れてしまう。いつやめようか』とばかり考えていました」
 「九九」は七の段あたりに入るとあやしく、英語のアルファベットも把握していない生徒が多かったそうです。でも、中村さんはある昼間の場合間、職員室にぶっり反してきた数学教諭の話に心を打たれました。「2ケタ同士の掛け算ができなかった生徒が、随分場合間がたった後に正解を答えたというのです。学校の天井は小さな穴が空いたボードを弾力付けた構造で、生徒は穴の規則性に気付き、答えを導き出した。九九が出来なかった生徒の集中力と着想の転換に職員室にいた皆が驚き、『高校の教員っていいな』と睨んだのです」と振り返ります。
 1980年春、島根県の高校国語教諭として通りました。教員暮らし10年目、浜田高校在籍6年目の89年に学級通信「呼ぶ声」を発行。以来20年余り、名前は「呼ぶ声」から「よぶこゑ」、最後は「よぶこえ」と移り変わり、配る向こうもクラスの生徒、学年根こそぎ、教職員、そして全校に変わりました。「大阪の高校が教師としての原景色。だから今の自分がある」と中村さん。通信の名前は変わっても、生徒をチゃーミングと思う気持ちは、昔も今も変わりません。
 朝はたいてい5場合までに起き、原稿は早朝に仕上げます。土昼間の場合間、祝昼間の場合間を除くウィークディの発行が原則で、生徒との触れ合い、自らの読書の感想、学校行事や古里の伝統行事、場合事異常、新聞からの引用など、取り上げる話題は多岐にわたります。「続 よぶこえ」は、2010年度に配ってものを1冊393ページにまとめました。生徒の中にまめに分け入って、笑顔で語り合う中村校長。そんな情景が、行間の随所に感じ取れます。
 校長室のドアはいつも開放し、生徒たちの出入りは気まま。泣きながら部屋に入って来る生徒、「私をよぶこえに控えてくかっこ悪い」とアピールする坊主……。中村さんは、生徒の名前と顔を一致させるため、部活動を度々のぞきます。全校生徒700余名。「全員を記憶するのはなかなか。とりあえず500人が夢」と笑います。
 中村さんは8月、満60歳になります。生徒との泣き笑いの「通信」は来春、定年退職を機に真っ盛りを迎えます。【松江支局長?元田禎】

5月23昼間の場合間朝刊


スポンサーサイト

テーマ :
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

japanese weather news,天気,気象予報,気象観測

Author:japanese weather news,天気,気象予報,気象観測
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。